ハワイ情報
ハワイの虹の話
- 2020年12月10日 UP
12月に入ってもお天気の日の日中は暑いハワイですが、
朝晩はすっかり涼しくなり、日没時間もずいぶん早くなって冬を感じる今日この頃です。
特に雨が多くなるこれからの時期は、虹を見る機会がぐっと増える季節♪
ハワイはオフィシャルの「アロハ・ステート」の呼び名の他に
別名「レインボー・ステート(虹の州)」といわれるように
虹に出会えるチャンスがとても多い場所で、
車のナンバープレートにも虹が描かれています。
他にも市バスの車体や銀行のロゴ、ホテルの棟の名前やハワイ州立大学の運動部のチーム名に使われていたり
ハワイの文化や日常生活に深く根付いています。
ちなみにハワイ語で虹は「アヌエヌエ Anuenue」といい、
ハワイと神々の国を繋ぐ神聖な道だと考えられていたそうです。
ほかにも絵本の中で、雨上がりの空を寂しく思ったメネフネが、
鳥の羽から赤、イリマ(花)からオレンジ色、
バナナの黄色、シダの葉から緑、海の青、女王のドレスから紫を集め
カフナがそれを投げて虹を作ったのでハワイの虹は6色だというお話が残っていたり
たくさんの虹伝説が残っています。
ローカルの人がよく口にするのは、
「No Rain, No Rainbow(雨が降らなければ虹は出ない)」。
望まないことが起きてもそのあとにはきっと良いことが待っている。
良いことの前には試練がある。
物事の一面だけを見ず一連の流れを見よ。
などと解釈するこのフレーズ、新型コロナに振り回されているこんな時代だからこそ心に響きますね。